こんにちは、昭和な人間、ツッチーです。
生まれも育ちも昭和、と思ったら、実は僕は平成の世の方が長かったよ(笑)
昭和52年男、ヘビ年です。
さて、平成の世ももう少しで終わりを迎えようとしております。平成の時代はいろんな技術発展がありました。その一つに「AI(人工知能)」があります。
日本の少子化と時代の変化によって、日本は働き方改革の必然性に迫られております。
そうした背景も追い風となり、「AI」の技術を活かし、人の仕事を補うロボットや機械などが仕事の現場、また家庭の中にも応用され浸透し始めております。
実際我が家でも「OK,Google アンパンマンの音楽を流して!」と2才の子供でも活用してます(笑)
そして先日出張した際に泊まった「変なホテル」さんではフロントのカウンターにはアンドロイドがいて、チェックインの手続きはタブレットで入力、清算機で清算といった流れで完全に人を介さずに入室出来ました。
実は僕はこんなところまでAIの技術が浸透していったら、これからのサービス業はどうなってしまうのかと心配になりました。色々と考えや趣向もあるかと思いますが、僕はやはり人の接客がよいなと思いました。そして改めて思ったのが、特にサービス業においての差別化で一番重要なのは「人」であるということ。最終的には「人」でしか本当の差別化はできないとすら思いますし、ココが強みにも弱みにもなる。
なので人間にしかできない事をしっかりと考え、行動していくことがこれからの時代、とても重要になってくると思います。
効率的にしなければいけない所はうまくAIの技術を使い、絶対に変えてはならない人間的なソフトな部分は人間がしっかりとした仕事をしていく。デジタルとアナログの融合かな。
先日、ある営業マンといろんな話をさせていただいてた時に、彼は「最近はお客様のお困りごとを聞いて、どういったところで役に立てるか、またどういった提案ができるかの営業に変わってきた」といった趣旨の話をしてました。そうなった理由は色々ありそうですが、でもそれってとてもいいことだなと僕は思います。
だって物を売る時に、お客様は何もなければアマゾンや楽天市場などで買い物しちゃいます。安いし早いし便利だし。そしてポイントは貯まるし(笑)要は人間関係や購入する人が納得するだけの訳が無ければネット通販に負けてしまいます。
でも先ほどの営業のように、お客様は何に困っていて、どうすればそれを解決してあげられるか共に考え、提案してくれるのであれば、多少高くてもその営業マンから買おう、お願いしようときっとなるでしょう。サザエさんのサブちゃんなんかがきっといい例なんだろうなと思う。巨大通販サイトアマゾンにサブちゃんが勝つ!きっとそうなるだろうし、これからもそうあり続けてほしい。
色々とだらだらと書いてしまったけど、何が言いたかったかというと、「人間にしかできないことをしっかりとやろう」ということ。それがきっとこれからの価値になると僕は信じてる。
僕も含めて今を生き、これからの未来に向かっていく皆さん、「AIに負けるな!人間にしかできないことをやろう!」
僕は宿屋として、僕という人間を感じられる宿をやり続けて行きたいと思う。
土屋造
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