備忘録、武将博に行って改めて感じた「宿の目的地化」と「宿と自分の魅力アップ」の必要性

こんにちは。今日は名古屋の宿屋、Show和の宿つちや~豊臣の隠れ茶の間~の宿主ツッチーの備忘録的記事です。改めて感じたことを自分の為にも書いておこうと思い書いてます。なのでちょっと読みにくいかな(笑)

2018年2月3日(土)の午後から中部国際空港セントレアにて「武将博」を見に行って来ました。

会場には全国各地の武将隊が参戦し、そしてその追っかけの方々、家臣団や領民の方々がたくさん集まっていた。

すごいことに年末にお泊りいただいた殿下の家臣団?のお客様にも遭遇したり、目を輝かせ武将隊の方々にきゃあきゃあ言っている追っかけの方々をみて改めて感じた事がある。

「趣味や好きなことには、距離感、金銭感覚、そして時間的感覚まで無くなっていくということ。」

家臣団の方々はもちろん地元の方もいますが、全国各地からこのイベントの為に集まってきているという事実。

お目当ての武将に会うために遠くから、時間もお金も使ってきているということ。

裕福で時間もお金もある人もいて、追っかけしていても平気って方もいるかもしれないけど、もしかしたら週に一度しかない休みをこの日のために一日使って名古屋に来たかもしれなかったり、このイベントのために普段は質素に暮らしお金を貯めて来たかもしれない。つまりはほかの生活は切り詰めてでも、会いたい武将のために、武将隊のために時間もお金も使えるだけの魅力がその方々にはあるということ。

これはアイドルやスポーツ選手などにも言える事かなと思う。そしてエクスマの師匠のスコットこと藤村先生も同じだなと思う。

スコットに会いに全国のエクスマ塾生がどこにでも行く。時間や距離は関係なく、もちろん参加費以外に交通費などのお金もかかることだけどみんなスコットに会いに行く。スコットの話を聞きに行く。

で、僕が以前から宿づくりのところで考えている「宿の目的地化」というところにこの考えは通じていて、ようはそういうことかと改めて思った。

宿がお客様の目的地となればどんな場所でも来てもらえる。決して便利な場所でもなくても目的地となれば、そこを目指してきてくれる。

でもここでとても大事なことは、そこに人がいる事。もちろん空間的にも魅力的でなくてはいけないけれど、やはり人がいて人に会いに来てもらう。

空間はある程度お金をかければ素敵なものができるけど、人はそうはいかない。

宿という空間と人の心の部分で魅力をしっかりと創出し目的地となる事が大事かなと思う。

そんなことを書いていたら、親が住むところが実家という考え方にも似てるねと感じるね。親もどこに行っても親が住んでる家が実家になるよね。

ちょっと脱線してしまいましたが、宿とそこにいる人がいかに目的地になるか、魅力をアップしお客様をファンにしていくか、そんなことがとてもこれからの時代には必要だね。はたしてShow和の宿つちやとツッチーは目的地になれるのだろうか(笑)

そんなことを武将博に行き改めて感じたよ。

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土屋造

名古屋の旅館の三代目として生まれ育ち、小さな頃から身近に和に触れてきたおかげか、めっぽう和柄が好き。鯉の滝登りや金魚柄、青海波柄など見ると思わず手に取ってしまいます(笑)旅館はいったん閉めたけど、自分の好きなことを取り入れた宿『Show和の宿つちや~豊臣の隠れ茶の間~』をスタート。さてこれからどう展開しようか。